通商振興課長 (七)   -   번역 [飜譯]/韓日飜譯 [한일번역]

.最初の外國出張
1966年4月, 私は日本勤務を終えソウルに戾った. その時の私の職位は書記官であった.
書記官は課長に任命されるのが通例だが, 當時外務部には書記官が多過ぎて課長になれない書記官も少なくなかった. 私もその中の一人で, 通商局經濟協力課に配屬された.
實際少しは物足りない氣持で約半年間の課員生活を送ったが, 10月に入り通商局, 通商振興課長に任命された.
外務部生活10年目につかんだほまれだったので立派に課長職を果さねばと勢いこんだ.
當時わが國は"輸出第一主義""輸出立國"等の‘スロ―ガンを揭げ, 國産品の海外輸出を增大させることで經濟發展の實現を計る政策を强力に推進していたので, 私の仕事は時代の脚光を浴びる, 極めて値打ちあるものであった.

ある日の朝, 長官室での幹部會議を終へ, 部屋に戾って來た沈明源通商局長が, 私を手招き, 次官補室で呼んでいると傳えた.
駐美大使館時代, 親身になってくれた全祥振1等書記官が, 現在, 次官補という要職に就いていた. 全次官補は私が入るや, 今朝の幹部會議で, ヨ-ロッパやアフリカ地域に駐在している各大使館の經濟擔當官をパリに呼び集め, 輸出振興の爲の戰略會議を開くことになったと言いながら, 本部では次官補と擔當課長が參加することになった由, さっそく所要經費を算出して書類にまとめ決裁を受けるようにと言いした.
それから, この計劃に贊成しない意見も出たから, 計劃を確定するためには, 今日中に長官の決裁を得るのが望ましいと付け加えた. 私は小躍りした.米國と日本は經驗濟みだが, まだヨ-ロッパを見ていない私にとってこれは千載一遇のチャンスと思えた.

事務室に戾った私は, すぐ航空社の關係社員を呼び, ヨ-ロッパの各地からパリまでの航空料を算出させる傍ら, 會議開催に關する公文書など課員に賴まず自分が直接作成し, 午前中に關係書類を完璧にそろえた. 沈通商局長は書類を決裁しながらその速やかさに感歎し, 全次官補は, 後は自分にまかせろと言ったが, 一時間足らずで金永周次官と李東元長官の決裁を受ける實力を見せたのだった.
かようにすばやく決定された計劃に從い, 私は數日後の10月中旬, 全次官補に隨行して歐洲訪問の壯途に就いたのである.

.ヨ-ロッパの土を踏む
東京から北極を經てコペンハ-ゲンヘ向うSAS航空機に乘ることで, やっとこれからヨ-ロッパへ飛ぶのだなぁ,と實感した. 夜間飛行なので全ての明りを消し, 機內の天井にのみ照明で北斗七星模樣を浮び上らせた效果はすごく印象的だった. 長い航路を念じて酒を數杯飮んだ後目をつむったが, なかなか眠つかれない.

飛行機は次の日の夜明け頃コペンハ-ゲンに到着した. しかし私達の最初の目的地は其處ではない.ここはただストックホルムへ行く途中飛行機を乘り替えに立ち寄っただけだ.
會議はパリで開かれるが, どうせヨ-ロッパを訪れるからには出來るだけ多くの都市を見ておくのも惡くないと次官補が意見を出した. 私には願ってもない歡迎すべきこだったので, パリへ着く前にストックホルムとハンブルグへ寄ることに決めたのである.

ストックホルム飛行場に降り立ったのは午後2時頃だったが,あたりはすっかり白雪に被われ, すでに闇がただよっていた. 11月の北極は晝が4∼5時間くらいしかなく, 殘りは長い暗闇のみだとか.
空港まで迎えに來られた尹浩根參事官と李相振書記官の案內で市內に向かった.
車の窓越しに映る風景は非常に淸潔で美しい. 針のような松の靑葉に眞っ白い雪がこんもりと積っている眺めは平和そのもので,クリスマスカ-ドで見なれたあの惠まれた國の景色であった.

ホテルにチェックインした後大使館を訪問すると, 劉載興大使が懷しい顔で迎えてくれる.
特別な公的用務で訪れたわけではなかったけれども, 今度の旅行の最大目的が輸出增加であることから, 戰略をねるためにも, この國へはどのような商品を輸出すれば良いのか調べるべきだと, いくつかの百貨店を見廻った.

季節が冬だったので防寒衣類が特に目立ち, スウェタ-やソックス類も多かった.
陳列戶棚に高級品として竝べられているラベル付つきの英國製やフランス製商品もあれば, 大きなかごの中に無造作に入れられた, 商標も無くただ輸入品という標だけのもの品物もあった.
店員に韓國の商品も輸入しているのか尋ねると輸入品と示されている品物の中に確か韓國商品も混っているはずだと答える.
私は無性に腹がたった. わが國の製品は, 陳列ケ-スの中に入れるのはおろか, 韓國製と明らかに示す必要もないほど下級品に扱われているのだ. 何よりもまず品質の高級化に急ぐべきたと身をもって痛感した.

その日の夕食はアンバサダ-という名の高級レストランで劉大使を始め全大使館員が一緖に取った. 美味な食事だった. 甘美に奏でる音樂は北極の冷氣を忘れさせる雰圍氣をかもしだすのに充分だった.
夜が更けるとダンスを始める善男善女がフロアに次次と立つが, こちらは男性のみで踊る相手がない. スウェ-デンは世界で最も性開放に先立っている國だと言うのにこの樣はなんだ!
たまりかねた全次官補が周りを眺め廻した後, 女性二人きりで坐っているテ-ブルへ近付いた. しばらく立ったまま話していた彼が, 向い側に腰をおろし話を續けているのが見える.
うまく纏まりそうだと思ったら, 案の上, 彼は二人の女性を私達のテ-ブルに伴ってきた.
とびっきり美女ではなかったにしろ, 北歐人特有の眞っ白い肌がきわだつ. 一人はスウェ-デン人で, もう一人はフィンランドから來たと言う. 全次官補と私が, 旅行者に對する優待を心良く受け入れ, 主に彼女らと踊り酒も一緖に飮んだ.
英語がうまくしゃべれないのが玉に瑕だった. とにかく彼女達が夜の蝶でないのは, 立ち居ふるまいですぐ分った.

餘裕のない旅程で私達は次の日スウェ-デンを出發, ハンブルグへ向かった. ハンブルグには全次官補の嫁いだ妹が住んでいたのだ.
ハンブルグでも一晩だけ泊り私達は漸くパリに安着した.

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風, 雨, 後晴れ (續き)   -   기행문 [紀行文]

    

 

伊豆半島を强打した颱風19號は過ぎ去った. 昨日ひどい目に會わせたのを謝罪でも
するかの如く翌朝はからりと晴れ, 空氣もすがすがしい. 娘は風邪藥のせいか, それとも
朝夕溫泉に入ったのが效いたのか完全にコンディションを取りもどし, ころころと
笑いが止らない. よし, これでひと安心!.

11時ごろ淺草驛に着いた. まず雷門を見るため仲見世の方へ步き出すと, 小さな時計店が
目に入った. まったく時計無しで分秒を刻む國で今まで何事もなく過したものだと
われながら感心しつつ, やっぱり腕時計を一つ求めることにした. ちょうど
バ-ゲンセ-ルを行っていたので, 娘の氣の入った, 男の子に似合いそうな大きめの
ファッション時計を7千円で買う.

 

淺草觀音寺の境內には子供連れの人達でいっぱい, 日本の庶民が愛する寺だそうな.
庭の眞ん中にすえてある大きな爐には數千の燒香がもうもうと煙をあげていた.
誰もが兩手で煙を受け體にこすりつけているのは, 心底に秘んでいる魔物でも
おびき出す儀式なのか? 皆神妙な顔をしていた.  

庭の片隅に御籤を引く所があった. 百円を入れ, 細い棒入り筒から一つを引き拔き,
その棒に書かれている番號と同じ引出しから紙を一枚取りだす仕組になっていた.
好奇心の强い娘がその通りにやってみると, 紙に'小吉'とあった.
ママもやってみて, と言うのでお金を入れず一枚を拔いた. 開けてみると, しまった!
'凶' 'ほとけの前でやばい事したから凶が出るの當然でしょ' と笑いとばしたけれども,
やっぱり後味がわるい.

'今何時?' '11時20分' 'え?'
日本もバ-ゲンセ-ルの品物は信用出來ないと見え, 10分足らずで止ってしまったのだ.
迷路のような路地を彷徨い, やっと店を探しあて他の物と換えて貰った. 私は二度も
大丈夫を繰り返しながら念を押し, 若い男性販賣員が太鼓判を押したので安心したのが,
3時間後に再びストップするとは!  
ともあれ私達はそこから隅田川へ向い, 遊覽船に乘った. しかしこれも期待はずれ.
勿論セ-ヌ江邊のような風景を描いたわけではなかったけれども, 東京の隅田川を
船で下るのだから, なんかユニ-クな風情が繰りひろげるだろうと思ったが,
これといった見物がなにも無い. 江幅も狹く, 橋も文字通りただの橋に過ぎなかった.
邊離宮公園で下船し, 閑散な公園を步くと少し氣分が良くなった. 手入れのゆきとどいた,
きれいな公園だった.

 

新橋の方から銀座に出ると車の無い休日の街路はまったく步行天國.
こじんまりしたイタリアレストランでおひるの食事を取りながら久しぶりに二人で
ゴ-ジャスな氣分に浸る. サ-ビスするウェイタ-は白髮の老紳士で, 廚房長は
美事なロンゲのカッコよいイタリア靑年だったのが印象的だった.

一旦ホテルに戾ろうと時間を聞くと, また眠っていると答える. かっとなった.
銀座から淺草に廻り, そこから池袋まで行かねばならいと考えただけで頭に血がのぼる.
重い足を引きずって地下鐵に向った.
店に入り樣, 時計をぽんとショ-ウィンド-のガラスの上に投げ出し,
お金かえして, と大きな聲を出した. 日本語をぺらぺらしゃべれないのがくやしかった.
しかし, すみませんでした, と深く頭をさげる店員を前にすると, 凶が出る程
運の惡い日だったのだと諦らめるしかない. グロッキ-狀態でホテルに戾った.

今夜は東京のラ-ストナイト, このままホテルに寢そべっているのは勿體ないと,
力をふるい起こし外へ出た.
澁谷驛で下り, ハチ公銅像がある廣場に出ると, ワァ! 色色樣樣な若者であふれており,
むせるようだ. 人波に押されながら, ヘンなかっこうをした子らを眺めるのも惡くない.
私一人が異邦人のようで氣が引けたが, 何のことはない, 誰も私に目もくれないのだ.
うっかり離散家族でもなったら大變と腕をしっかり組んで澁谷の夜景にうずもれた.
喉が渴いた. しかしこの若者王國で, 母娘が氣安く入れるビストロなどどうして
探すことが出來よう. ネオン輝く繁華街を步き廻り, 結局ホテルへ歸ることにした.
大分遲くなったようだが時計が無いので何時頃なのか見當も付かない. また淺草の
時計店をうらんだ.

池袋驛前の雰圍氣が險惡(?)で, 橫道にそれ, 靜かな路地に入ると, うす暗い所に東
南亞系と見える夜の女達が妙ななりをして屯していた. じろじろ眺められ氣味が惡いが,
そうだと言って驅け出すわけにもいかない. ともかく目を合わせないようにしながら
足早に路地を通り拔けた.

レストランの明りが私達を誘う. 半2階になっている店のドアを開けるとタ-バンを
まいたウェイタ-が微笑をたたえ'いらっしゃいませ'と迎える. 先ずビ-ル一本を賴み,
しばらくメニュ-とにらめっこをした後, パ-キスタン式なんとかパンと, 鷄のももで
作ると言う料理を注文した.
適當に冷やされたビ-ル一杯が終日こき使った體をやさしく勞わってくれる.
'ママ, もう一本賴もうよ'.
私達はビ-ルを飮みながら, 向い側の私達のホテルをぼんやり眺めた....    

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